商売も、人生も。
自分の手で、確かめる。
全国の店舗を一緒に歩き、毎日、言葉を届ける。
本を書いたり、プリンを並べたり、もう一度、道場に戻ったり。
フジップリンについて、お話しします。
フジップリンについて
商売の面白さを、自分の手で確かめる。
はじめまして、フジップリンです。全国各地で店舗仕入れの同行指導を行い、日刊メルマガ「フジップリン通信」で、商売と暮らしのなかで得た経験や考え方を毎日届けています。
40代で、私はメッキ工場で職人として働きながら、せどりを始めました。妻と子どもがいるなかで、家族の暮らしを支えながら、自分の可能性を広げたいと思っていました。店舗で商品を見つけ、考え、仕入れて売る。その積み重ねが、自分で商売をする道につながりました。
その後は全国各地で店舗仕入れの同行指導を行い、学び合うコミュニティ「ITF日本国際店舗せどり連盟」を設立しました。
日刊メルマガ「フジップリン通信」は、10年以上、毎日届けてきた私からの手紙です。仕入れで気づいたことや商売の判断だけでなく、挑戦を続けるための心の持ち方、タスク管理、日々の出来事も書いています。商売と暮らしのなかで、何を考え、どう行動するか。私自身の実践を、自分の言葉で届けています。

暮らしている場所で、一緒に考える
私は東京から、沖縄から北海道まで全国各地へ出向き、その方が普段仕入れをする地域で、店舗を一緒に歩いてきました。
住んでいるところまで来てくれたことへの驚きや、対面で初めて分かったことについて、会員の方から声をいただきます。目の前の商品を一緒に見て、疑問が生まれたその場で話す。出張するのは、対面でしか伝えられないことがあるからです。同じ売場に立つからこそ生まれる気づきや感動、できるようになった喜び。その成長の瞬間を、一緒に感じられることを大切にしています。
仕事や学校で「同じことを何度も聞いてはいけない」と感じた経験がある方もいると思います。ここでは、分からないことは同じことでも何度聞いてもらって構いません。初心者ほど、何をどう質問すればいいのか迷うものです。質問をためらわず、自分のペースで理解を深められる場にしたいと思っています。
この姿勢は、私が運営するITFでも大切にしています。同行の場だけでなく、会員の皆さんが安心して質問し、学びを続けられること。コミュニティの温かさを喜んでいただけることも、私にとって嬉しいことです。

私が大切にしている「三方良し」
せどりというと、人気商品を買い占める姿を思い浮かべる方もいるかもしれません。私が大切にしているのは、店舗、お客様、そして自分の三者が喜べる商売です。
ある店舗では売れ残っていても、別の場所には、その商品を探している人がいる。そうした商品を見つけ、必要としている人に届けることに、せどりの価値を感じています。
店舗で売れ残っていた商品を仕入れると、「全部買ってもらえて助かる」と喜ばれたり、「こんな商品も余っているのですが」と相談されたりすることがあります。
販売した商品のレビューで「手に入って嬉しい」「孫が喜んでいる」といった言葉を見かけると、私も嬉しくなります。
店舗は商品が売れて嬉しい。お客様は探していた商品を手に入れられて嬉しい。私も、その橋渡しをして利益を得られて嬉しい。自分の利益だけでなく、仕入れる相手と買ってくださる相手にも目を向ける。この「三方良し」を、商売の判断の軸にしています。

せどりがくれた可能性
私がせどりを始めた頃、せどりには、夢のあるイメージがありました。
資金や人脈、特別なスキルに自信がなくても、自分で動き、学び、商売を始められる。会社員だった私にとって、それは人生の選択肢を広げてくれる希望でした。実際に、せどりをきっかけに独立・起業した方も、数多く見てきました。
その可能性を伝えたいと思い、発信と指導を続けてきました。
一方で、販売のルールや環境は変わっています。利益が見込める商品でも、出品できないことがあります。始めた頃の経験だけで、今も簡単に結果が出るとは言えません。ただ、環境が変わっても大切なのは、目の前の状況を見て、自分で考え、判断することです。
だからこそ、方法を覚えるだけでなく、自分で考え、判断する力を大切にしています。せどりの良さも難しさも、現場に立つ一人として伝えていきたいと思っています。
書いて、話して、現場で伝えてきました。
技術評論社から『せどりで稼げる!これだけ技』『せどりの思考法』の2冊を出版。『副業完全ガイド』『月刊ビッグトゥモロー』などの雑誌にも掲載されてきました。
FMラジオ川越では「フジップリンビジネス通信」を担当しました。音声番組「せどり脳を育てるラジオ」では、350話以上にわたり、仕入れの見方や商売の判断について話してきました。
通勤中や家事の合間など、耳から触れられる商売の話です。普段お使いの音声配信サービスでお聴きいただけます。
配信で伝えているのは、仕入れのノウハウだけでなく、現場でどう考え、判断するかという思考法と、商売のリアルです。販売のルールや環境が変わっても、自分で商売を続けるうえで役立つ考え方をお届けしています。


本を出したら、
プリンが山積みになりました。
出版記念イベントで行った企画は「プリン15個食べるまで帰れま10」。

なぜ「フジップリン」なのか
普通の中年男性が発信しても、なかなか覚えてもらえない。せどりの面白さを伝えていくなら、まず自分を覚えてもらう必要があると思いました。
名前を考えるなかで、「パピプペポ」の音が入ると親しみやすい印象になると知りました。真面目な話も、面白い話も、ときには厳しい話も届けやすい。そんな名前にしたいと考え、本名の「フジイ」をもとに「フジップリン」と名付けました。
チャップリンから取った名前だと思われることもありますが、実は無関係です。
もう1つ大切にしたのは、検索したときに他の人と混同されないこと。覚えてもらった名前で検索すれば、私にたどり着けるようにしたかったのです。親しみやすさと見つけやすさを考えた、私なりのマーケティングの工夫です。
黒い帽子とひげのキャラクター、自分で毛筆した「フジップリン通信」のロゴも、使い続けてきました。


ITFに込めた思い
ITF日本国際店舗せどり連盟の名前は、私が取り組んでいたITFテコンドーに由来します。設立当初は、この由来をお話ししていませんでした。今回は、その名前に込めた思いもお伝えします。
仕事がうまくいかなくなった頃、妻と子どもとの生活を支えるために、私はテコンドーから離れました。いつか戻りたいと思っていましたが、その後、股関節の難病を患い、もう一生できないと思うようになりました。
数年後、会社員を辞めて起業し、自分のコミュニティをつくることになりました。そのとき、愛していた武道から「ITF」のイニシャルをいただきました。テコンドーのように、会員の皆さんにも世界中で活躍してほしい。そんな思いを込めた名前です。
ところが、諦めていたテコンドーに、再び取り組める日が来ました。2019年の人工股関節の手術、ボクシングを通じたリハビリを経て、2022年に再開。現在は昇段し、黒帯になりました。
復帰できるとは思っていませんでした。それでも、手術やリハビリに取り組み、新しい挑戦を続けるなかで、再び道場に立つことができました。私にとって、テコンドーへの復帰も、挑戦を続けてきた先にあった出来事です。



人生と仕事を見つめ直して
2024年、私は緊急入院しました。退院した翌日には、母が亡くなりました。
この経験をきっかけに、これからの時間を何に使い、どんな仕事を続けたいのか、改めて考えるようになりました。
全国へ出向いて教えること。現場で自分も学ぶこと。毎日、言葉を届けること。大切にしてきた仕事を見つめ直しながら、新しい挑戦や、人と一緒に仕事をする可能性にも目を向けています。
この「フジップリン通信」には、その歩みと、商売の現場で考えたことを綴っていきます。
新しい出会いと仕事のご相談
せどりや店舗仕入れのご相談、取材・執筆・講演のご依頼、他業種の方との交流や協業も歓迎しています。「一度、うちの会社に来て話してほしい」というお声がけも嬉しいです。
ものづくりが好きで、新しい挑戦にも関心があります。これまでの経験がどこで役に立つか、まずはお話しできればと思っています。
日々の仕入れや商売について考えたことは、日刊メルマガでも届けています。